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12月22日は【冬至】 暗闇の先に光が差す、新しい始まりのとき

2025.12.19


一年で一番夜が長い日。
少しずつ日が長くなっていきますね。
😊




いよいよ今年も残すところあとわずかとなりました。

寒さも本格的になり、22日に「冬至」を迎えます。
一年の中で最も太陽の力が弱まり、夜が一番長くなる日。

なんとなく気持ちが沈みがちだったり、体調が優れなかったりする方も多いのではないでしょうか。


​東洋には古くからこんな言葉があります。
「陰極まれば陽に転ずる」
​「陰」のエネルギーが最大まで膨らみ、極限に達した瞬間、それは「陽」のエネルギーへとひっくり返る。

単なる季節の節目以上に、私たちの心に「止まない雨はない」というような安心感を与えてくれますね。

また「一陽来復」といって、運気が上昇に転じる日とも考えられています。なんだか新しいスタートがきれそうでワクワクしますね!

冬至はまさに、この劇的な転換点です。
どん底まで暗い場所に来たということは、あとは「明るい方へ向かうしかない」ということ。
​もし今、あなたが悩みの中にいたり、物事がうまくいかないと感じていたりするなら、それはまさに「陰が極まっている」状態かもしれません。冬至を境に、運気は確実に「光」の方向へと動き出します。



​このエネルギーの切り替わりをスムーズにするために、おすすめの過ごし方は 
●柚子湯で「禊(みそぎ)」を
強い香りは邪気を払うと言われています。柚子の香りに包まれながら、一年の疲れやネガティブな感情を洗い流します。  


●​「ん」のつく食べ物で運を呼び込む
南瓜(なんきん)、蓮根(れんこん)、うどんなど。「ん=運」が重なる食べ物を摂ることで、次のサイクルへの活力を蓄えます。


​●内観する時間を持つ
夜が長いからこそ、静かに自分と向き合うのに最適な日。「これからどんな一年にしたいか?」と、心の中に小さな種火を灯すイメージで未来を描いてみる。


​冬至は、古くから大切にされてきた日本の暦の節目です。

一番暗い夜は、一番明るい朝へのプロローグ。
今日を境に、日は一日ずつ長くなっていきます。
​焦らなくて大丈夫。冬至の夜はゆっくりと体を温め、来るべき「陽」の季節に向けて、心と体を整えて。


​あなたにとって、この冬至が輝かしい「一陽来復」の始まりとなりますように。