宇宙からの贈り物
2020.11.06
一匹のおサル君にスタンバイしてもらいます。
彼の前に箱を置きます。その箱には大好物のバナナが入れてあり、一か所だけ彼の手がやっと入る位の穴を開けています。
おサル君はすぐに気づき、穴から手を入れてしっかりとバナナをつかみます。 でもバナナをつかんだ彼の手は穴から引き出すことができません。
当然おサル君は右往左往することになります。
この状況は何かに似ていませんか・・・?
そうです。私たちが何らかの対象に執着して、それにとらわれている状態。そんな時、自分自身を俯瞰することは、なかなかできるものではありません。
執着しているものはステータスでしょうか? 異性? 美容? お金?・・・かもしれませんね。
先のおサル君、少し可哀想ですが、お尻をピタンと叩くと、ハッと驚いてバナナから手を放し、無事彼の手は箱の穴から抜け出ました。
私たちがしっかり両手で握りしめているものを一度手放すと、後からそれ以上のものが手に入るというとても素晴らしい宇宙のシステムがあります。
宇宙は決して私たちを裏切りません。
多少の勇気は必要ですが、手放してみるというチャレンジはおすすめです。
まさに逆転の発想ですね!