四柱推命で読む12月・戊子の気 静かに芽が育つ月

戊子のエネルギーが
来年への道筋をそっと照らしてくれます。
12月に入ると、空気がきゅっと引き締まり、
街はイルミネーションに彩られていきます。
外の冷たさと、光のあたたかさ
その対比が心にも深く響く季節ですね。
12月7日には、二十四節気の「大雪(たいせつ)」が巡り、
自然界は本格的な冬へ切り替わります。
大地が静かに冷え、余分なものをそぎ落とすこの時期は、
“内側を整える力”がぐっと高まります。
そんな中で迎える2025年12月の干支は 「戊子(つちのえ・ね)」。
山のように揺らがない戊と、
水のはじまりを告げる子が重なることで、
「静けさの中に、小さな流れが芽生える月」。
戊は“山”のエネルギー。
大雪の澄んだ冷気は、この山の気をさらに引き締め、
心の土台を整える力を高めます。
・今年の振り返り
・手放したい関係や習慣
・来年に向けた優先順位の見直し
こうした「基礎固め」の動きが自然と進むのが、この時期ならではの良さ。
外側の情報を追いかけるよりも、
自分の中心に戻る時間が運気を整えてくれます。
子は“水の気が始まる”地点。
地中でまだ見えない芽が動き出すように、
内側で静かに希望やアイデアが育つサイン。
そして12月はクリスマスへ向けて、街に光が増えていく季節。
寒い空気の中に灯る光は、
この“水の芽”をそっと照らし、
「あ、来年はこうしてみようかな」
という穏やかな前向きさを目覚めさせてくれます。
大きな変化ではなくても大丈夫。
小さな気づきや、小さな喜びで十分です。
それが、来年の流れを静かに動かしていく力になるはず。
12月のテーマは
「静寂と灯りのバランスが、次の道を照らす。」
・大雪の透明な空気
・戊の安定した大地
・子の新しい水の芽
・クリスマスのあたたかい光
これらが交わる12月は、
“整えながら希望を育てる”ための最良の時期。
外側で華やかなイベントが続く一方で、
内側では静かに、次の流れの準備が進んでいきます。
12月の開運アクションは
・部屋の中心(机・玄関・寝床)を整える
・ 温かい飲み物や湯気で“水の気”を柔らかくする
・ クリスマスの灯りを眺めて深呼吸
・来年に向けて「ひとつだけ」新しい目標を書き出す
・大雪の頃は無理をせず、心を休める時間をつくる
静けさの中で灯るひとつの光が、来年の道しるべになります。
どうかあたたかな時間を、自分のためにひとつ用意してみてください。
静けさの中で生まれる温かさが、2026年のあなたを優しく導いてくれますように。
四柱推命では、月ごとの干支は連続して作用し、前月の気を受けて次の月の形が整います。よろしければ前段階となる11月の流れもチェックしてみてくださいね。

