冬の風物詩
2025.02.09

寒波が続き、春の訪れに焦がれる今日この頃・・・
樹氷やダイヤモンドダストといえば・・・メルヘンの世界を思わせる冬の風物詩です。
囲炉裏やこたつ、焚火などを皆で囲み、思い思いのスタイルで暖をとりながら、皆と心を通わせる身も心も暖まる小さなイベントも冬ならではの情景です。
昔は、焚火の後の熱い灰にサツマイモなどを放り込んで焼き芋にして、皆でフーフーいいながら頬ばった・・・なんていう話を聞くと、なんてのどかで、ほのぼのとしたノスタルジーを感じさせる光景!と思います。
日本は四季がはっきりしているために、独自の文化が生まれたと言われますが、それぞれの季節を豊かな文化を背景にして、工夫をこらして楽しむ先人の知恵は、たくさんの教えを私たちにもたらしてくれます。
時代は変わり、SNSなどが生活に深く浸透している今、ソーシャルネットワークなどで簡単に遠くの方々と心を温めあうことができますが、基本的には皆で焚火を囲んでいるような、飾らないほんわかとした触れ合いの気持ちが大切なのかなと感じます。
温故知新 いにしえの営みの良さを知ってこそ、今をよりダイヤモンドダストのようにキラキラ輝かせることができるのかもしれません。
みんなと手を繋ぐと、ほんわかとした輪ができますね。
果蓮著「心の道しるべ」より